クレジットカードには、カード会社が収益を得るための手数料がいろいろとつきます。
クレジットカード会社の売り上げは、カード利用者と加盟店の増加が関わっています。加盟店のクレジットカードによる売上金額の3パーセントから7パーセントが、カード会社に売上手数料として支払われるわけです。クレジットカードで10万円の買い物をした人がいた場合、カード払いで商品やサービスを売ったカード加盟店は、カード会社に3,000円~7,000円を払います。”維持費のかからないクレジットカードや、ポイント制度、優待サービスなどは、クレジットカードを広めるためのカード会社の営業努力であるともいえるでしょう。
今では一般的になったクレジットカードです。クレジットカードの歴史はそれほど古くはありません。日本では1895年に、愛媛県のある呉服屋が始めた掛け売りに端を発します。クレジットカードを発行するという会社ができていない頃の話です。手数料の考え方もなく、江戸時代の掛け売りシステムに近いものだったといいます。ここにクーポンやチケットができたことにより、クレジットカードに近いものになりました。
地域内の小売店によって専門店が作られ、手数料を受け取って掛け売りの代金の立て替えをするようになりました。現在使われているクレジットカードと同じような手数料の仕組みが作られたのは、今から60年前の1949年頃です。
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