水泳中上級者とは
まず、水泳中上級者の括りについてですが。。。
基本、スイマーは遠慮がちというか、謙虚です。
選手・育成クラスの子の練習でも明らかな泳力差がない限り
「先、行っていいよ。私遅いから」
と後ろに下がりたがります。
この言葉の裏には「追いつかれたくない、あおられたくない、迷惑かけたくない」というストレス心理があるわけですが。
これは成人スイマーでも同じことで、「私はまだまだ遅いから」といって、いつまでも【初心者スイマー】を名乗っている人が大勢います。
スポーツクラブのレッスンに通われているおじさま・おばさまに速さは必要ありません。
結論をいうと、【クロールを25m息継ぎをして泳げたら、脱初心者!】です。
つまり、背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライの練習をするレッスンに参加しても良いのです。
十分、【中級者】を名乗っていいです。
【上級者】は4泳法泳げる方ですかね。もちろん速さは関係ないです。
バタフライが疲れるワケ
バタフライというと、4泳法の中で最も疲れる泳ぎで、水泳初心者及び泳げない人に関しては【覚える必要のない泳ぎ】と認知されてますが、、、
ちゃんと特性を理解して、ポイントを押さえれば、上記の思い込みは消えるはずです。
さっそく、疲れるワケですが、
それは
遅いからです!
もっと詳しくいうと
- 体重移動のタイミングが合っていない
- 手の掻き方が間違っている
- スピードに乗れていない
などが挙げられます。
その人によって改善点は違ってきますが
バタフライは【スピードに乗ること】が疲れない泳ぎへの第一歩です。
勘違いしてはいけないのが
早く動く=速く泳げるではない
ということ。
クロールや背泳ぎは早く手足を動かせば速く泳げることもありますが、
バタフライに関しては
タイミングが命
もっというと
センスが命
です。
具体的にどうすれば【疲れないバタフライ】になるかというと
- 自分の意志で、手と足のタイミングが変えられるか
- スピード感を感じられるか
を練習で習得・実感できるかです。
体感でスピード感が出てきて、手をかくときの負担が減ってきたら上手になっている証拠です。
まとめ
前述に記載しましたが、「バタフライは泳げても意味がない」という認識もありますが
それは間違いです。
例えば、運動不足解消のために水泳を始めたとします。
運動の効果を得るためには継続が最も大切です。
そして継続の天敵は
飽きること
と
目的を失うこと
です。
クロールや背泳ぎばかりやっていても水泳は飽きます。
バタフライはけっして難しい泳ぎではありません。
誰でも習得できる泳ぎです。
センスが必要な泳ぎではありますが、ある一定のレベルまでは誰でも到達できます。
始めの疑問である【疲れるバタフライ】は体力がないからではありません。なので同じフォームで何十回泳いでも進歩は見込めません。
スピード感溢れるバタフライを習得して、泳ぎのバリエーションを増やしましょう!
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