どんな人たちがやっているのか・・・
スポーツクラブで働くスタッフ・トレーナー達の大半は20代。
上を見ても30代半ばがちらほらいるぐらい。
「きっとスポーツや運動の知識が豊富にあって運動神経も抜群なんだろうなー」
と思う方も多くいるかと思いますが・・・それは、、、
過大評価です!
ただの運動好きの高校生が2・3年専門学校に行って、ギュウギュウなカリキュラムを詰め込まれただけの子供です。
そしてその会社(スポーツクラブ)のマニュアルを1・2年先輩の上司から業務の片手間で教え込まれるのです。
下手をするとクラブによっては総合職といった将来、経営の幹部になりうる大学で楽しいサークル活動をかじった程度の経営学部や経済学部のスタッフが筋トレの指導をしていたりします。
そしてスポーツクラブはスタッフの入れ替わりがとても早い業界なので、大半は5年ぐらいで辞めるか違う部署に移ってしまいます。
中にはしっかり健康・運動を学んできて資格をもっている人もいますが、資格はお金と半年ほど、いやお勉強ができれば1・2日で取れるものもあるので、一概に良いとはいえません。
もっとも信頼できないセクションは・・・
筋トレ・パーソナルトレーニング・スタジオレッスン・プールなど様々なスポーツクラブにはセクションが存在しますが
最も信頼できないのは・・・
プールです!
小学生の習い事ナンバー1の水泳ですが、小学生までです。
6割以上は中学生に上がる前に辞めます。
3割はクロール・背泳ぎで(親が)満足して(子供が)辞めます。もしくは平泳ぎかバタフライで挫折します。
残りの1割がインストラクターとしても指導力はあるのか
泳力と指導力は必ずしも比例しませんので。
水泳は4泳法の形をつくるだけでよければマニュアル通りでよいのですが、ほとんどのお客さんはもっと上を上を目指します。
その要望にはマニュアルにはありません。そのお客様が何に悩んで、どんな練習をすれば良くなるのかは長い水泳経験の中で学んできたものの他に生み出していかなければならない練習もあるかもしれません。
教わるのもタダじゃないのでしっかり体験や見学、情報収集をして有意義な時間を得るべきです。
ではどんなトレーナーを選んだらいいのか
例えばプールのインストラクターでいうと
「スタイル1(ワン)は?」「S1は何だった?」と聞いてみてください。
スタイル1(もしくはS1)とは4泳法の中で最も得意な種目を聞く水泳用語です。
即座に答えられれば競泳経験があると思ってよいです。
4泳法の名称や目安タイムは別記事で。。。
でも一番大事なのは話してみて合うかどうかです。
インストラクターとの相性はとても重要で話し方や雰囲気、顔つき、それこそ恋人を選ぶような感じです。その人を信頼できて、好きになって毎回通いたくなるようでないとお金をかけてる意味がありません。
最後に
いくつかのスポーツクラブを回ってきましたが、外部から雇っているインストラクターがハズレが少ないです。スタッフはいくらパーソナルの案件が増えようが給料に大きな影響はありませんが、指導をメインとするインストラクターはそれで生計をたてているので新規獲得に向けて、また長く続けてもらおうとより必死になります。
良いインストラクターーを見つける方法に
「ここの社員ですか?外部のインストラクターですか?」
っていうのも加えていいかもしれませんね。
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