我が子の水泳センスの見極め方

スポーツ
水泳特化!パーソナルトレーニング

見れば分かる、トップスイマーへの道

子どもに習わせたいスポーツ上位ランカーの水泳ですが・・・

A
A

とりあえずクロールは泳がせたい

B
B

お友達が行っているから。。。

C
C

でもうちの子、水泳向いているかしら・・・

なかなか進級できないわ。

いろいろな動機で始めて、必ず壁にぶち当たります。

☆他の子より遅い

☆進級できない

☆タイムが上がらない

そしてこのタイミングで水泳を辞めてしまう子が多いのも確かです。

ですが、上記3つの理由は習っている子供のせいではありません。

全ては

インスタラクターのせい

なのです。

そう、インストラクターの指導力・経験値の低さが原因なのです。

スポーツクラブの進級テストでいえば、その細かな合格基準の弊害もありますが。

では、どんな子が水泳に向いているか、選手として向いているか、は以下の通りです。

☆よく泣く、、、でも頑張る!

☆水中でいろいろな動きができる

☆水のかき方が上手い

☆黙々と練習に取り組める

☆注意したことをすぐに直せる

経験のあるインストラクターが見れば、幼児の段階でも『この子は競泳向きだ!』とピンとくる子がいます。そんな子は許せる範囲でガンガン進級させていろいろな泳ぎを覚えさせ、タイム計測をする級へ行ってもらいます。

そして大会に出て、活躍する喜びを感じられたら、選手の出来上がりです。

ですが、親の水泳に対する熱も重要で

A
A

4泳法泳げるようになったから、満足!だから辞めてもいいよ。

B
B

お友達が辞めるから、辞める。

C
C

水泳なんてやってても将来活きるのかしら。

塾のが大事よね。

こーなってきてはインストラクター側もお手上げ。全て時間を水泳に捧げる必要はありません。

ほんの少しでも「どうしたら水泳を続けられるだろう」と思うことができるかどうかが、トップスイマーへの道と言っても過言ではないでしょう。

一番センスが必要な泳ぎ

クロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ、いわゆる4泳法と呼ばれるこの4つの泳ぎですが、ある一定のレベルまではどんなに苦手なお子さまでも25mぐらいは息継ぎをして泳げるまでにインストラクターの手によって引き上げることができます。

ただこの中でどんなにトレーニングを積んでも

どんなに優秀な指導者でも

記録を伸ばせない泳ぎがあります。

それは・・・

平泳ぎ

です。

この泳ぎばかりは特殊で、本人の水泳センスともっといえば身体の構造で泳ぎの良し悪しが決まってしまいます。

なので、

むちゃくちゃ平泳ぎが得意な選手

普通の選手

とで大きく二分します。

もっといえばむちゃくちゃ平泳ぎが得意な選手は他の泳ぎはみんなより極端に劣っているケースが多くあります。

大雑把に言えばクロール・背泳ぎは回転数を上げていけばタイムは上がりますし

大雑把に言えばバタフライもトレーニングを積んで最後までトップスピードでいけるような身体づくりをすればタイムは上がります

ただ平泳ぎに関しては、回転数を上げても抵抗になったり、バタフライのようにトレーニングを積んでスピードを維持できるようなものではありません。

平泳ぎに必要なのは

☆繊細なスカーリング技術

☆繊細なキック技術

☆柔らかな足の関節

☆生まれ持った伸びの感覚

☆周りに流されないハート

平泳ぎはスランプになりやすい泳ぎであり、逆に大きなベストが出やすい泳ぎでもあります。

スランプに陥った時は、どんなに練習を頑張っても、指導者のアドバイスがあっても、抜け出すのはなかなか難しい

何でもない、ふとした瞬間にいつもの泳ぎに戻ったりします。

運よく平泳ぎがstyle1になったときは我が道をいくようなスイマーになりましょう。

努力よりもセンスが問われるのがスポーツ

前カテゴリでも記載しましたが、水泳に限らずスポーツはある一定のレベルまではどんな人も指導者の手によって引き上げることができます。

勉強みたいに計算を速くしたり、歴史を暗記したり、英文を解読したりするのは時間をかければできるようになりますが、スポーツはスポーツへの適性や骨格、筋肉の質な努力では補えない部分があります。

それはオリンピック選手とまではいかないまでも相手と競技するレベルまで達すれば自然と相手との違いが出てきます。

いくら練習しても勝てない

これは必ずあります。

ですが、勝ち負けだけがスポーツではありません。

その後の健康や仲間づくりにもスポーツは大きく関わってきます。

競うだけでなく、楽しいスポーツとの付き合い方も指導者からアドバイスを受けたり、自ら情報を手に入れて人生を豊かにしていくことが大切です。

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